たろはーんの小部屋

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【京都グルメ】最高峰!瓢亭の懐石を食べて気絶※写真あり

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【至福の時!】客室の全てが独立した茶室のような部屋で最強の懐石をいただける、超老舗「瓢亭」。9月に家族の還暦の祝いで昼の懐石に突撃してきました。

その時の料理を紹介します!

 

 

瓢亭(ひょうてい)とは

天保8年に創業した、京都の老舗料亭「瓢亭」。朝粥懐石が人気でわざわざ朝ごはんを食べに瓢亭に行く人もいるみたいです。客室の全てが独立した茶室できているので、奥ゆかしくも寂しさの残る雰囲気の中ご飯をいただけます。

今回お昼のお値段は20,000円です。

なかなかのお値段ですけど充分にその価値はありました。

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9月に行った時の料理を紹介します

今回は鱧と松茸、主に松茸をふんだんに使ったコースでした。

松茸の和え物

申し訳ございません!!!一品目の写真が消えてました。

松茸の和え物と父の還暦ということもあり赤飯が出てきました。

この和え物が強烈で松茸の頭が半分とふんだんに使われていました。

赤飯も蒸し立てでふわふわのモチモチでした。

 

スズキのお造り

もう盛り付けが美しすぎます。

びっくりしたのが左下の黄色のものの正体は、なんとトマト醤油

これが不思議な味で醤油の濃い風味も生きながらトマトの香りがガツーンとダイレクトに襲ってきます。これがスズキに合う合う!

聞くと料理長の高橋英一さんが考案されたものらしいです。

まさか和食のド本流の老舗も老舗で新しい味に出会うとは思いませんでした。

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 鱧と松茸の汁物

ここにきてまたマツタケの頭1/4

鱧のふわふわ感が最高の一品

松茸と鱧の魚介のダシが強烈に効いて椀物としては強烈なインパクト

そこにスダチのスキッとした香りがマッチして気絶(語彙力)

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八寸

来ました!名物瓢亭卵ねっとりとした黄身に醤油が効いてました。

小鉢がいくらと甘エビ

鯛と車海老の手毬寿司

キスの肝醤油焼き(これ最高)

焼き栗

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穴子とカブの蒸したん

うそやん.....穴子でかすぎるやん!

てか豪華すぎでしょこの流れw

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カマスの杉板焼き

カマスを杉板にはさんで香りをつけながら焼いた一品

添えられている舞茸のわさび和えも絶品

杉板のかおりがここまで魚にマッチするとは思いませんでした。

杉の優しいかおりがカマスをの塩気と最強に合ってました。

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ご飯・漬物・味噌汁

なんと慎ましやかな盛り付けに対して素材の豪華さw

松茸ご飯に湯葉入りの赤だし、そしてお漬物

不思議なもんでこうゆうところのお漬物は最高にうまいんですよね。

結局松茸一本半ぐらい合計で食べたなというぐらいふんだんに松茸が使われてました。

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渋柿、マスカット

デザートです。

渋柿を熟成させて激甘に仕上げた一品。

苦いんじゃないの?と思ったら全然

とろっとろでジャムのような甘さでした。

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栗粉饅頭

見たらわかるうまいやつやん

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締めの抹茶

これがびっくりで父の還暦の祝いということもあり、鯛の茶碗でした。

なんと永楽善五郎の作品でした。

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まとめとして

いかがですか、最高でしょw

まず料理はもちろんのことながら器が最高にいい!

器好きの人には堪らない作家さんのものが普通に出てきますw

 

実際、昼20000円って言われると「うわっ!」っと思うんですが十二分にその価値はありました。このコースを味わってしまうと「20000円貯めて年に一回ぐらいは来たいな」と思わされました。

残念ながら客室の雰囲気とかを写真に撮り損ねていたんですが、私達が案内されたのは一戸建ての茶室でした。照明のない静かな茶室でいただくお食事はなんとも言えない雰囲気でどこな山中の山居にいるような気がするほど別世界でした。

京都で何かの記念にいただくには十分にお値段以上の体験ができると思います。