【京都グルメ】懐石ランチなら「室町和久傳」※料理の写真あり
個人的に京都ほど店選びが難しい所はないと思います。
和食に限らず洋食、中華の名店が軒を連ねていますし、店構えが老舗ちっくでも、いざ入ってみると安っぽい所が多いです。
また、上を見るとキリがないのも京都です。
そこで!お値段もそこそも、でもお値段以上な店をご紹介します。
私は茶道をやっていて先生方にいい所へ連れて行っていただく機会があったので京都のグルメには結構自信を持って言えます。
そんな私のお勧めは
室町和久傳
これはジャンルを和食で懐石に絞った話ではありますが、和久傳は雰囲気、コスパ、味どれを取っても最高です。
では私が8月に行った時のコースを紹介します
そもそも和久傳とは
和久傳は京都の有名な料亭で主に懐石料理などを中心に提供しています。
京都には三つの和久傳があります。
・高台寺和久傳
・室町和久傳
・京都和久傳
とこのように三店舗あります。
それぞれの違いとして分かりやすく言うと、高台寺が一番高級で徐々に値段が下がってきます。
詳しくは以下のホームページでご覧下さい
室町和久傳の料金
そんな今回お勧めの室町和久傳ですが、料金はこのようになています。
ちょっといい懐石を食べたいというのであれば昼のコースは最高のコスパです。
8月に私が行った時の料理を紹介
カウンターの真正面に座らせていただきました。
青竹酒
和久傳の名物ですね、青竹をコップに見立ててそこにお酒を入れて提供してくれます。
スキッと香り爽やかなお酒でした。
トマトの冷製〜出汁ジュレを添えて〜
甘さ引き立つフルーツトマトのコンポートに出汁のジュレが最高でした。
瓜の葛仕立て
こちらは打って変わって熱々の椀物。
瓜を程よい硬さで仕上げ熱々の葛がかかっています。
この上のとろろ昆布がもう絶品!!!
スズキの洗い
見たらわかるうまいやつやん!
スズキの洗いを梅肉でいただきました。
鮎の焼いたん
これが最高でした。
この時期にしては小ぶりのアユで、稚魚かなと思い聞いてみると、琵琶湖のアユらしく
琵琶湖のアユは生魚になっても小さいサイズで油も少なく焼きでも食べやすいとのことでした。鮎にかかっている肝のソースが絶品で淡白な味に苦みが効いて最高でした。
夏野菜の冷製
ナス、カボチャ、玉ねぎを白味噌がほのかに香るソースでキンキンに冷えた状態でいただきました。一番上の玉ねぎの甘みと白味噌の甘みが見事にマッチしていました。
ご飯、赤出汁、お漬物
絶品の料理の数々とは打って変わり、素朴で質素な味付けのお漬物。
最後を締めるにふさわしいものでした。
やっぱり米がうまい!土鍋の炊き立てをよそってくれました。
デザート
和菓子と熱々のほうじ茶でおしまい。
まとめ
どうですか!昼¥11,000でなかなかのコスパではないでしょうか!
残念ながら店の雰囲気は他のお客さんもいらしたので撮影はできませんでしたが、茶室を思わせる上品な暗さでした。
実際この値段のより安い店はいくらでもあります。
しかし折角の京都旅行でいいものを食べたいというのであれば和久傳はオススメです。
正直京都は上を見たらエゲツない金額の店も多いので和久傳くらいにとどめておくのがベターだと思います。
料理も雰囲気も最高の一言に尽きます。
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